配管E19で90°曲げ寸法(個人的方法)

前回投稿の「配管E19でS字曲げ寸法(個人的方法)」「配管E25でS字曲げ寸法(個人的方法)」に引き続き、今回は90°曲げを紹介したい。

いろいろネットや人に聞いた内容を参考に個人的に筆者がやってみた方法で、ある程度、曲げることができた方法を今回も記載する。(あくまでも個人的方法ですので、自己責任で参考にしてください。苦情は受付けません。)

なお、E19は一般的にノーマルベンドがありません。ですので自分で曲げるしかないのです。(売ってもいいような気はしますがJISにないなどいろいろ事情があるよう。。)

1.曲げる位置をけがく

曲げる位置の前後あわせて190mmになるよう、真ん中からマイナス95mm真ん中真ん中からプラス95mmの3か所にしるしをつける。

この190mmはE19の19を10倍したものと覚えておくとよい。もちろん95mmは190mmの半分。

ただし曲げる位置の真ん中は50mm位余裕を見たほうがよい。※配管先から例えば400mm(目標半径)とすれば、50mm位余裕を見る(つまり450mmを真ん中)

2.曲げる

しるしをつけた先端から(体の遠いほうから)ハイヒッキーで曲げていく。

最初は一回に曲げる角度9°(いち、くらい)を進む距離19mmくらいにして、徐々に前に出していく。 10回位先端から曲げると、きれいに曲がる。※45°くらいで一回見て微調整する。

慣れると、曲げる間隔を長くする。

3.仕上げ

あとはパイプカッター等で配管を切って、長さ調整。

配管E25でS字曲げ寸法(個人的方法)

今回は前回に引き続き、薄鋼配管E25をS字に曲げる方法について、個人的方法を記載する。個人的に筆者がやってみた方法で、ある程度、曲げることができた方法を今回も記載する。(あくまでも個人的方法ですので、自己責任で参考にしてください。苦情は受付けません。)

基本的には前回の「配管E19でS字曲げ寸法(個人的方法)」と同じ方法なので、違うところだけ説明する。

1.曲げ箇所のけがく寸法がE19と異なる

真ん中よりマイナス25mm前真ん中真ん中プラス25mmの位置にしるしとして線を引く。

この25mmはE25の25と覚えておくとよい。

2.他はE19と同じ要領

配管E19でS字曲げ寸法(個人的方法)

薄鋼配管E19をS字に曲げるのに、いろいろネット上でやり方や寸法が記載されている。

中には数式が記載されているものもあるが、現場ではそのようなことをしている人は皆無だ。

いろいろネットや人に聞いた内容を参考に個人的に筆者がやってみた方法で、ある程度、曲げることができた方法を今回は記載したい。(あくまでも個人的方法ですので、自己責任で参考にしてください。苦情は受付けません。)

S字に曲げるには左図の①と②の2か所曲げる必要があるが、まず①から行う。

1.1か所目の曲げ寸法をけがく

まず1か所目の曲げたい箇所を真ん中にして、真ん中よりマイナス19mm前真ん中真ん中プラス19mmの位置にしるしとして線を引く。

この19mmはE19の19と覚えておくとよい。

2.1か所目を曲げる

しるしをつけた3か所を曲げ箇所に合わせ、ハイヒッキーで等分で曲げていく。

先端から(体の遠いほうから)曲げていく。軽く、いち、にーくらいで体重をかけて曲げる。

徐々に前に出していき、3か所曲げる。曲げる角度は障害物をよける角度に合わせ調整する。

3.2か所目の位置をけがく

写真のように段ボールかなにか直線的な状態が分かるものにそって、障害物の高さより少し長めの位置を2か所目の曲げ位置としてけがく。

4.2か所目の曲げ寸法をけがく

1か所目と同じく、真ん中よりマイナス19mm前真ん中真ん中プラス19mmの位置にしるしとして線を引く。

5.2か所目を曲げる

1か所目と同じ要領で3等分で軽く曲げる。

先端側と並行になるよう姿勢をよくして遠目に見ながら何度も調整する。

6.仕上げ

こんな感じだが、おそらく人によってやり方は違うし異論を持つ読者もいると思うが、ネットで調べたり先輩に教えてもらっても最初のS字曲げがなかなかできない人は、きっかけを掴む上でもひとつの方法として参考に頂きたい。